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テンプル騎士団の謎「知の再発見」双書ペルヌー，レジーヌ【著】池上俊一【監修】南条郁子【訳】創元社　2002 テンプル騎士団の成立事情、会則、役職、組職、管区、要塞化した建築物、エルサレム王国での多面的な活躍、彼らが加わった戦争とその帰趨、西欧へ退却した後の信用の喪失と破滅への道のりなどを解説。テンプル騎士団は、1312年、最後の総長ジャック・ド・モレーの火刑とともに約２００年の歴史の幕を閉じた。彼らの異端の罪は騎士団の莫大な財産を狙うフランス王フィリップ美男王のでっちあげによるものであった。その悲劇的な最期が「聖杯伝説」や「騎士団の秘宝」などさまざまな伝説と憶測を生む。本書は十字軍のエルサレム奪取とともに、聖地の防衛のために、結成され、歴史の闇に消えていった騎士団の真実を明らかにする。【目次】第１章　騎士団の成立第２章　剣の人教会の人-騎士団の発展- 第３章　聖地の防衛第４章　破滅への道第５章　テンプル騎士団の最期資料編　 1.入会の儀式 2.生活の規則 3.聖ヨハネ騎士団とドイツ騎士団 4.根強い神話テンプル騎士団年表 INDEX テンプル騎士団の誕生から廃絶までの歴史が事細かに書かれている。関連する衣服や建築物を写真や絵で見ることができ、これらの豊富な資料が想像を掻き立てる。教皇クレメンス5世や、王フィリップらの怪死はジャック・ド・モレーの呪いによるものなのだろうか。聖地エルサレム奪還を目指した十字軍を祖として、奪還後の巡礼者護衛を目的とし「キリストの貧しき騎士修道会」を結成する。第1回十字軍遠征は成功を収めるが、その後再度エルサレムは奪われ、7回に渡る十字軍のエルサレム奪還の遠征も失敗となり、併せて騎士団の役割も無くなってしまう。役割を失いながらもその存在価値は肥大して居り、それを手に入れんとして狡猾なフランス王に依って終焉を迎える事になる。ミレニアムを迎え、時代は大きく変わりゆく時、必要と無くなった旧態依然なものは淘汰されるのも歴史の要請だったかも知れない。（レビューより）カバーにスレが見られますが中はとてもきれいです。 #テンプル騎士団 #キリスト教 #イスラム #異教徒 #本 #BOOK #思い出本屋 #思い出本屋西洋文学 #思い出本屋宗教 #思い出本屋西洋中世 #思い出本屋宮廷 #思い出本屋生活

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